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色々書くはずです

【FEH】「偶像の天楼」で伝承アルムを貰って使う予定の人に向けた記事【解説】

2023/05/26→スキル候補などの内容を少し整理しました

シェケナダムカンストバッジを取ってダム廃止に貢献したテンクーコングです

今回は現在筆者も多用している伝承アルム偶像の天楼で受け取れる候補になったという事で急遽緊急で作成
正に旬と言っても過言ではない強キャラと言う事で受け取る人も多いはずなので軽くの強みに触れつつどう言うスキルで受け取ったら良いか、どう言う組み合わせなら活躍させやすいかを重点に置いて解説していく。

なお今回はエリウッドの時とは異なりキャラ単体の記事がない状態のため、いずれ単体の記事で完全版にする事を想定して書いていく
また基本的に飛空城が主軸となる視点なので、決闘始めとした他コンテンツに関しては明確な事以外最低限の記述に留めることとする。

 

 

そもそも受け取るべきなのか

まず結論から言うと無~微凸でも活躍可能で、しかも度々戦力が足りないと揶揄されがちなEchoesの強キャラなので尚更受け取る価値はある
ただし、花も20凸可能なキャラと言う以上必然的に素の数値では頼りない場面も多く出てくるので受け取ってそのままの状態では過信禁物。順を追って説明していく。

 

敵の守備の数値を利用して与える固定ダメージ
・風薙ぎ
ダメージカット無効で威力の高い奥義をキャンセル無効で撃てる

この3つこそがアルムの強みで、他のキャラではダメージを与えるのも苦労する硬い相手もの前では抵抗も反撃も許させないサンドバッグその物
多くの弓がカット無効手段として使う「狙撃」は予測ダメージが0ならそのまま無力化されて終わるが、「月光閃」は敵の守備をしっかり削った上で自分の速さを威力に乗せるため大ダメージは避けられない。その上で上記の守備参照の固定ダメージも入るためとにかく奥義の一撃が凄まじい威力となる
弓がカウントの少ない滅殺を撃っているような物と考えればその強さを容易に理解できるだろう

 

風薙ぎによって反撃を受けない性質上使うステータスがほぼ攻撃と速さのみと言う点も優秀。もはや低いと言わざるを得ない耐久面は完全に無視してひたすら攻速だけ気にするだけで良いのはとても分かりやすい。
武器のステータス補正も攻速+10と全振りで完全特化型なのも優れたポイント。これらの点から素でも重装を貫通させるのはお手の物で、その攻撃性能は全キャラトップ級
アビサルによく居るHPがカンストした重装も吹っ飛ばせる。

 

とは言え、いくら攻撃性能が高いと言ってもやはり昔のキャラなためか無凸と10凸花完凸とのステータス差は激しい。
無凸速↑では43しかない速さも完凸だと51実に8も数値差があり、流石にここまで差があると攻速しか使わないとは言っても使い勝手に差が生まれる
固定ダメージでぼったくれるキャラなので他の無凸旧キャラに比べればマシではあるが、それでも注意は必要。ただし、ボーナス補正が入って数値が補強される場合はその限りではない

 

また、風薙ぎによって物理には強い反面魔法には弱い。これは水薙ぎを持たせる事で解消する上に強い組み合わせだが竜系重装の相手には一苦労させられる。
速さ参照で反撃不可するのでギリギリ追撃取れる程度だと回避4が持つ虚勢効果に引っ掛かって思わぬ苦戦をする場合も。基本的に同じ歩行の相手は中々難しい。

しかしそういった相手もカチュアが持つTA(トライアングルアタック)で連撃にする事で解消したり、最新の強スキルでより高いダメージを引き出せるようにして弱点も力によって無理矢理突破し得るのがこのキャラの恐ろしいところ
無凸だろうが敵として相対すれば全く油断できず、自分で使えばどんな相手にもやり方次第で貫ける可能性があるのが何よりの魅力だ。

ただし、力には優れるが歩行故に再移動の類は持たず愚直に突っ込ませるだけだと倒されやすいのでやられにくいように考えたい。

 

偶像である以上スキルも色々吟味したいところだが、先述で少し触れた通り☆4キャラから取れる「水薙ぎを採用すれば簡単に両対応の反撃不可が完成するため実はBに関しては最悪妥協が可能
武器、奥義は専用が強力なのでAとCを特に優先してスキル厳選すると効率が良い。複数厳選したい人にはこの部分を覚えるだけでも大分違う結果になるはず。
詳しいスキルの詳細は「取るべきスキル候補」と「取らない方が良いスキル」の項目を参照していただきたい。

 

取るべきスキル候補

優先度について

優先度:S→既に所持済じゃなければ絶対取りたい最優先スキル
優先度:A→Sのスキルを持っているなら優先して取る次点候補
優先度:B一長一短で甲乙つけがたい。それぞれにメリットとデメリットがある
優先度:C→特定の用途では輝くが、腐る可能性もある難しいスキル

 

スキル名 分類 説明

月光

武器

守備参照の固定ダメージを叩き付ける強みはそのままに攻速+10、拍節、そして風薙ぎで反撃不可を押し付ける物理に滅法強い武器

未所持だったり錬成していない場合は雫の節約に繋がるため必ず貰っておきたい

竜忍の弓
武器 既に錬成済の場合に仕方なく貰う時の候補。白波の弓と選択だがあちらは配布で貰える
確定連撃で月光閃が出せるが火力は低い
月光閃・承
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奥義

月虹に速さ参照ダメージが加算された奥義にダメージカット無効まで入った、アルム最大の強み
錬成と異なり後からでもSPだけで習得可能だが、運用上この奥義を外す理由がないので特に拘りがなければこのまま持ち帰っておこう

攻撃速さの魔刃

A

優先度:S

魔法が近くに居る状態でターン開始するとブレス効果と同じ守魔の低い方で計算するようになる魔道の刃状態を自身に付与出来る攻速強化スキル
敵の守備を利用してダメージを与えるアルムとの相性は最高に抜群で、魔刃アルムの前ではもはや敵の守備=火力

厳しそうに見える条件もピアニー系、伝承ルフレや多くのサポート系比翼双界英雄などで汎用性を失わずに満たせる。所持者が少ないという点からも最優先で取るべきスキル。

地味に生命の護符で無効化されるので要注意

攻撃速さの秘奥

A

優先度:A

守備参照の固定ダメージの上から更に固定ダメージを上乗せする
守魔差が少ない相手に対しては魔刃より有効。おまけで回復効果も発動するが恩恵は薄い

ただし追撃で月光閃を撃つシチュエーションが多いアルムにとって奥義が発動してないと固定ダメージが出せないと言うのは考え物。安定感には少し欠ける

神飛燕の離撃

A

優先度:C

ダメカのお陰で魔法や竜、見切り反撃系と撃ち合えるようになる
反撃不可を基本戦術とするアルムとの相性はいまいちだが、キャンセルや離脱と組み合わせたり防衛用で見切りメタさせるなら有用

魔防が低いので無~微凸では離撃+何かの組み合わせでなければ相手の反撃で吹っ飛ぶ

攻撃速さの連帯

A

優先度:B

伝承ルフレと併用している場合のみ候補。爆発的に伸びる攻速でより殺傷力を高める
同じ地伝承同士と言う点もポイントだが、ルフレ採用時以外は腐り気味

攻撃速さの万全

A

優先度:C

連帯を考慮しなければ理論上の攻速が最も高くなる。自身の速さが高くなるとダメージにも反映され、かつ反撃不可で体力も削れにくいので相性自体はかなり良い

しかし特殊効果がないため他に比べると中途半端。すり抜けで素材が回ってきやすいのも貰うスキルとしては不十分

速さ守備の凪

B

優先度:B

守備を下げる点は武器の効果を落としてしまうものの、バフで速さ関係を逆転されにくくなり火力も通せるためかなり有用

非常に強力で相性抜群だが、貰うスキルと言う観点では入手難度がそこまで高くないという一点で評価が落ちる

速さの先制

B

優先度:B

速さを活かし待ち伏せる。キラー先制奥義勢に比べると使いにくく見えるがそもそも一撃が重いので並耐久以下はワンパン出来る
月光閃チャージ状態なら詰ませられるキャラも多い。決闘に向く性質だが、飛空城でも置くだけで飛行勢や伝承ヴェロニカ等を簡単に処理出来る
地味に封じと同じく2距離のBでは貴重な速さを-4下げられるスキルでもある。これは攻めでも有効でそれ目当てで先制にするのもアリ

一撃で仕留められるかどうかに強みが出るため待ち伏せるなら凸に左右されやすいのが最大の難点。また祈りや反撃不可に無力

離脱の行路

B

優先度:C

1でも体力が削れると3マス内の味方にワープ可能&再移動が出せる。歩行で再移動を自力で得られる手段はこれのみ

しかし基本的に反撃不可で倒すのがメインスタイルなので能動的に削れるスキルかベルナデッタと併用しないと相性が良くない

キャンセル

B

優先度:B

ダメージカットで魔法との撃ち合いにも強くなれる他、キャンセルで相手の奥義を阻害可能。攻守両面で役に立つ
査定も取れて一発持ちこたやすくなるので闘技場でも使いやすいスキルだが、耐久力自体はそれでも高くないので過信は禁物

速さ封じ

B

優先度:B

敵の速さを極限まで下げるか、速さを下げつつキャンセルを付与する2択で圧倒する。理論上は速さ差を最も付けられるスキル

反面弱化無効には速さ-4以外に一切効果が出せないので要注意。
連帯にも相殺が狙えて有効にも見えるが、一定の値を越えると抑えられなくなる。パニック抜きで-7までなら完相殺

始まりの鼓動

C

優先度:S

常時1カウント減った月光閃を撃てるようになるアルムと最も相性の良いCスキル
毎戦闘追撃で月光閃を確定させられると言うだけで絶対的な安定感を得られる。未所持なら必ず習得したい

鼓動重ね掛けでフルチャージ状態に出来るのが実質1ターン目のみになる事だけが唯一の弱点。ボタンを使えばその限りではない

攻撃速さの信義

C

優先度:A

攻速バフと伝令と攻速+3の紋章バフが入る。飛び回りつつ自身の攻速も引き上げられるのはシンプルに相性が良い。既に始まりの鼓動4を取っているならば有力候補

当然始まりの鼓動を切る関係上、奥義の回りは悪くなるので補強は必須

再移動制限

C

優先度:B

防衛、もしくは決闘用
再移動持ちを射程内に入れやすくし、捕らえた所を圧殺する

限られた場所でしか活きないので腐りがちだが、逆に用途をこの2つに絞る人には向いているニッチなスキル

速さの紫煙

C

優先度:C

回避が付くためキャンセルと合わせれば受け運用が可能に。反撃不可で攻める→紫煙を発動させて受けるという伝承リンのような戦法を取れる

しかしリンと異なり自らの守魔を上げる手段に乏しく対人には向かない。リミテッドなどの対NPC向け

暗闘

C

優先度:C

防衛用
無色なので全ての暗闘が装備可能で、対応する色を確実に仕留めやすくなる。数値差が埋まるので無凸で防衛に置くなら一番仕事しやすい

逆に防衛に置く以外はほぼ役に立たないのが難点。極端な例だが、凪などと合わせると守備を下げ過ぎて逆にダメージを出しにくくなる事もある

 

取らない方が良いスキル

これらのスキルは武器、もしくは専用奥義の効果と被り強みを潰してしまうのが殆ど。
スキルコレクションを増やしたいとかでもない限りは絶対におすすめ出来ない

 

スキル名 分類 説明

奥義の螺旋

B

持つことで月光閃を常時チャージ済で乱発、おまけに固定ダメージまで盛れる点はむしろアルムの強みと噛み合っている

なのだが、メイン効果とも言うべきダメージカット無効は既に月光閃・承にも内蔵されている。他の2~3カウント奥義と組み合わせようとしてもそもそも月光閃よりダメージを出しやすい物がない
そのため結果的に相性が非常に悪く、残念ながらおすすめ出来ない

水薙ぎ

B

錬成効果と合わせて両薙ぎが出来るという相性だけで考えれば最強クラスのB
なのだが、過去の運営のやらかしで☆4排出から取れてしまうため持ち帰るスキルとしては不相応。別のスキルを取ろう

速さ守備の拍節

B

言うまでもなく武器に拍節が付いているため不要
一応敵の奥義加速を妨害出来る点は武器にない長所だが、反撃不可で仕留めてしまえば関係なく他のBを捨ててまで付ける価値はない

 

型紹介

基本型

武器、奥義、Aまではほぼ固定でこれを基準にカスタマイズしていくのがアルムの基本。大体Cも始まりの鼓動か信義が優先される。
この型は主に貰いたいスキルで構成してあるが、無論貰ってから水薙ぎ等に変えてしまっても全く問題ない
おすすめ度にも書いてはあるが貰うなら個人的には無~微凸なら凪、高凸なら先制派。常設秘伝書などで取れないスキルを優先したいなら封じ、離脱、キャンセルなどになる。

 

聖印は見切り追撃が主流かつ安定だが、無~微凸ならより数値を補強する為に外付け見切りにした上でステータス系の聖印を付けるのも十分選択肢に入る。追撃不可無効を飛行が持つ先導4で解消するのも手

 

高査定型

ABC300で埋まる組み合わせ。この型であればついでにリミテッド攻略で受け型としても使えるが、受ける想定をしないなら始まりの鼓動4でも全く問題ない。
Bの300は未だに貴重なので抽選する絶好の機会。少しでも査定を上げるために良い4スキルを取っておこう。

 

相性の良いキャラ

カチュア(蒼の双翼)

もはや説明不要のTA。の圧倒的な破壊力で4連撃出来るというだけで相性が抜群なのは言うまでもない
基本的に防衛か決闘で有利な組み合わせだが正直どこでも強い。強すぎて説明する事がないが先導4であれば更に強化が狙える。強いて言うなら飛空城の攻城では逃げにくさから扱いが難しいのが数少ない弱点。

そしてこの組み合わせがEchoes同士と言う点からリミテッドでもそのまま組めてしまうのがあまりにもお手軽。リミテッドの攻略に困ったら+踊りを付けてひたすら破壊しよう

 

ソニア(艶麗なる兎たち)

通称ソーリャ。ワープが強力なキャラだが本質はボタンの効果である奥義加速にある
これによって一度だけだが月光閃をチャージ済状態にでき、と合わせて奥義で圧倒する

2マスワープで飛び回れるのがの強みだったが、に先導4を付ける事でも同じように飛び回りながら射貫ける。まさに機動力と火力の最大限の暴力と言える組み合わせで当然ながら決闘で真価を発揮する。
魔法なので魔刃の対象になるのも長所で、更にこちらもEchoesのリミテッドでそのまま組める

ボタンを使えるコンテンツにおいては無類の強さを誇る反面、飛空城では投石機を使って鳥籠を壊さない限り無縁

 

ルフレ(聖王の半身)

同じ地伝承と言う点から闘技場で便利な組み合わせにとっては連帯だけでなく魔刃の発動役にもなる。更にルフレに歩行見切りを持たせて見切り外付けまで可能

ただしの機動面に関しては一切強化できないので、戦闘力の強化には便利だが扱いやすさは普通。互いの苦手の範囲を補っている訳でもなく、相性補完目的ならユリアやディアドラの方が優れている。
一方、共に2距離なので防衛のTAアタッカーとしては2人まとめて雑に突っ込める

 

ターナ(温かなる絆)

通称タナピー。今回紹介する中ではかなり飛空城での使い勝手に寄った組み合わせ
攻めに偏った歩行2距離の使いにくさの原因は再移動がない所なのでそこを改善する事で取り回しやすさを大幅に引き上げられる。

非常に処理に向いており殆どはが撃ち抜く→再移動で離脱→踊って余裕があればもう一度攻撃→を用いて引き寄せて逃げる動きで完結するが、に罠解除を持たせる事で攻撃範囲を確保だったり攻撃で敵を動かせるのも魅力。
たまに存在する護り手穴熊を筆頭とした密集系防衛の処理が大得意だが、再移動を有効活用することでそれら以外も相手取れるのが魅力。

 

ただし赤で竜眼もしてくるドマミラはが攻撃できず水薙ぎでも処理に時間がかかるため流石に厳しい。チキチキも面倒な部類に入る。青はで処理可能。
また、上述の双界英雄たちと異なり出典が一致しないという弱点はあるが、ボタンが再行動なのでオリキャラの踊り子にボタンを用いることで疑似的にボタン再行動を実現出来るという荒業も可能

 

伝承エリウッドでも再移動が付与出来る上に増幅と見切りパニックも付くが、近接のと2距離のとでは攻撃への加勢しやすさが段違い。護り手をで破壊して一気に処理するなら尚更遠間に縛られず2距離攻撃できるの方が間違いなく使いやすい
そもそも飛空城では風地or混沌でしか実現しない組み合わせだが、で処理して制圧するのを目的とするなら補完しにくいは候補から落ちる
をメインとするか、パーティ全体で再移動する場合には候補に挙がるがいずれにしてもとは用途が異なる

 

更にこちらも先導4を手にした事でワープで送り込む→再移動で離脱と言う動きが可能になりよりと組ませるための扱いやすさが向上
筆者が飛空城において最も採用し使い続けている組み合わせで、もし飛空城の攻城で使うならば是非一押ししたい

 

まとめ

以上、偶像産のアルムをどのようにすれば活かせるのかをざっくりと解説した。
繰り返しになるがEchoesの貴重な強キャラと言うのもあって戦力が足りなければ活躍は間違いなし。リミテッドや双界の戦力が基本だが特化型故の強さから工夫次第では対人コンテンツでも活躍する可能性がある。特に魔刃やTAがあると無凸でも半端ないダメージ量を出すことも。
ただ、操作する分には少し扱いにくさのある兵種なのでそこはちゃんと周りでカバーしたい。上記おすすめキャラ達以外にも護り手や防壁系と組み合わせて被弾を防ぐように立ち回るのも良い。

個人的には先制型が一番柔軟に立ち回れて強いと感じていて、実際それ+両薙ぎ型の2強だと思っている。
しかし先制型は高凸でないと真価を発揮せず、偶像は基本無~微凸運用になるケースが大半だと思うので両薙ぎか速守凪型で外付け見切りor先導4で追撃不可に対抗しながら数値を補強するのがベストに近いと思う。

 

先制型については正直語りたい事が沢山あるがこれは完全版となる本記事作成時にでも書く予定。書く気力が残ってるかは知らない。

 

 

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