新要素「神速追撃」に沸き上がるテンクーコングです
今回は遂に第5部伝承トップバッターであるリリーナを筆頭に、かつて環境で名を馳せたレイラ、伝承カムイ、霧亜が居る魅力度の高いラインナップ。
専用持ちで尖った性能をしていた子供マリクや、特効無効でやや採用率が高かった子供ミネルバにも目が離せない。
果たして今回の当たりは...?
武器の解説欄では
青で新規に付与された効果を、
緑で錬成前から強化された効果を、
黄緑で特殊錬成の効果を
赤で錬成前から弱体化した効果を書いていく。
また考察は基本的に飛空城を中心とした視点で、記載しない限りは闘技場、決闘視点でない点は留意。
※掲載当時の環境を反映した物で、今後追加されたスキルに関しては一切考察の範囲外なのに注意。
通常錬成枠
霧亜(ポーカーフェイス)
幻影ロッド |
攻擊+3 周囲2マスの敵は、 戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、 ターン開始時、自身を中心とした縦3列と横3列の 敵から攻撃された時、または、 |
・攻撃魔防の牽制
・絶対追撃
・被追撃時ダメージカット
・縦横3列に攻魔デバフ&混乱付与
・受けor敵HP条件を満たせば実質攻守魔+5
→元効果と合わせ実質攻守魔+11相当
・攻撃参照固定ダメージ
・護符回復
♯FEの錬成も現状これが最後。トリを飾るのは実装当時最も見る機会が多かった霧亜。
すぐにライバルの闇ユリアが登場してしまったものの、魔法にしては高めの物理耐久と、大幅に攻撃を下げる武器のお陰で硬い上に火力が高いという点から主に防衛で採用されていた。
錬成で目を引くのはやはり混乱。最近雑に付けられがちな効果だが本来なら雑に付けて良い物ではないぐらいステータス差を付けられるため、霧亜持ち前の火力や耐久も更に活かせる。
固定ダメージを含めてとにかく火力の上昇が目覚ましい。奥義の螺旋を用いて奥義による超火力ワンパンを竜眼が絶妙に通されにくい魔防の高さで押し付けられるのは純粋に強い。
絶対追撃は嬉しいと言えば嬉しいが、被追撃時限定のダメージカットは残念ながら活かす手段に乏しいと言わざるを得ない。
そもそもこれが発動する頃にはカット無効攻撃で吹っ飛ばされるためこれを期待して悠長に受けてられない。精々防衛で追撃を耐えて地味な嫌がらせが出来なくもないという程度か。初撃カットじゃないのがとにかく残念と言う他ない。
置き物力がかなり上がったが、防衛で採用する場合は結局のところ射程不足に悩まされる。
その場合でも速守謀策がない以上全ステデバフは出来ないため現状のスキルだと出来る事に限りがある印象。今後追加されるスキルに左右されるキャラ。
サンプル
レイラ(牙の巣に潜む花)
影身の暗器 |
速さ+3 自分から攻撃した時、または、 自分から攻撃した時、戦闘後、 ターン開始時、周囲5マス以内にいる |
・HP条件を満たし攻めるor2マス条件を満たせば攻速+10
・速さ参照固定ダメージ
・反撃不可
・2マス内に支援相手が居る状態で攻めれば戦闘後に入れ替え
・5マス内の敵と周辺に速守デバフ&不和付与
・奥義加速
・ペイン(戦闘後ダメージ)
当時、アルシャロと組んだ当て逃げで一斉を風靡し環境を制圧してしまったキャラ。
受けられない相手をレイラでしばき、受けられるアルシャロとチェンジして一掃してもらうという合理的過ぎる組み合わせで多くの防衛を荒らし尽くした。
しかし肝心の入れ替え効果がバグの温床になるせいもあってか護り手と戦闘するとまさかの無効化で処理されてしまい、あっと言う間に姿を消した。
錬成はほぼほぼ順当強化。不和付与と奥義加速で前よりも攻速を活かして押し付けながら奥義加速で滅殺を叩き込める。
キラーが生えなかったのが難点だったが、新たに登場したエンゲージ効果でキラーを補えるようになったため更に滅殺が撃ちやすくなった。
とは言えやれる事がほぼ変わらないためはっきり言ってコメントしようがない。相変わらず遠間の護り手には弱いし特にベレトスの相手は絶望的。強いて言うなら奥義加速こそ付いたが拍節が付かなかったのがやや痛い。
逆に遠間が居ない防衛には相変わらず無類の強さを発揮するが、結局護り手に左右されないユーリスの存在が強烈な目の上のたん瘤。
汎用性ではボロ負けなので、その高い戦闘力でやりたい動きがある場合に採用する事になる。
サンプル
フェルディナント(貴族の中の貴族)
自信家の長槍 |
HP+3 戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、 |
・HP条を満たし攻めるor2マス条件を満たせば全ステータス+8
・連帯
・HP50%以上で絶対追撃、HP75%以上で固定ダメージ
・初撃ダメージカット
・追撃不可
・護符回復
原作のフェルディナントの個人スキル「自信家」をモチーフにした武器。
これを発動させ、DLC限定アイテムである始原の宝杯(FEHで言う所の見切り反撃内蔵の遠反)を持たせたソードマスターやトリックスターのフェルディナントは最強クラスの回避力を誇る壁役として活躍した。
恐らく回避率アップは初撃ダメカ、命中アップは絶対追撃と固定ダメージでなんとか再現しているという所だろう。
連帯盛りが強力なのはアイク、マルスやエキドナなどがしっかり証明しており、フェルディナントも理論上の最大ステータスは凄まじく高くなる。神軍師の策を付けて二重連帯状態になればそのステータスは正に脅威。
しかし味方と離れて戦闘する事になりやすい騎馬で活かしやすい効果とは言い難く、正直これも原作同様歩行であればもっと強そうだったのは想像に難くない。
自信家再現の追加効果は面白いがHP条件が50、25ではなく75、50とやや厳しめなのも欠点。
単にステータスを盛って突撃するなら総選挙クロムと言うもっとお手軽にステータスを盛れる槍騎馬が存在している。
攻めるにしても受けるにしても差別化を図るのは兵種の関係上難しいと言わざるを得ない。
サンプル
超英雄錬成枠
マリク(予兆の風)
予兆の風 |
飛行特効 自身が【有利な状態】を受けている、または 自分から攻撃した時、または、 |
・飛行特効
・キラー
・有利バフ状態で攻めれば攻速+10
・見切り・追撃効果
・速さ参照固定ダメージ
・拍節
・速さ魔防の凪
・奥義でダメージカット無効
地味ながら強力だったキャラ。
最初からキラーと見切り追撃を持ち、更に聖風なる専用奥義を持ち込んできているためマルテ全盛期時代でも風薙ぎを活かして安全に攻撃出来る点からピンポイントで採用する価値はあった。言うならばシールが固定されない小型伝承ベレトのような性能。
錬成では伝承ベレト化が更に加速。奥義でカット無効に加えて速魔凪、拍節と攻め型魔法に欲しい物を大体全て網羅した。
ただし紙耐久なのはそのままなので補うためには攻め立て4が現状必須級。風薙ぎ水薙ぎは上位スキルが出ておらずこれを採用すると流石にステータス的に不安。
純粋に殴る魔法としてはかなり強力だが、若干スキルに恵まれてない感は否めない。
サンプル
伝承英雄錬成枠
カムイ(昏き闇竜の神子)
神祖竜のブレス |
HP+3 奥義が発動しやすい(発動カウント-1) 敵から攻撃された時、または 戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、 |
反竜穿・承 |
敵の攻撃のダメージを40%軽減 敵が2回攻撃の効果を発動している時、 |
・キラー
・HP条件を満たし受ければ全ステ+9
・奥義加速
・初撃&2連撃の被ダメージ減少
・盾の鼓動
・拍節
・無条件回避
・護符回復
反竜穿・承
・ダメージカット
・反撃時に攻撃参照固定ダメージを加算
・2回攻撃被弾直前で奥義を再チャージ
スマブラでの下必殺ワザ「反竜穿」を逆輸入した事で話題になったダークブラッドのカムイ。
スマブラにおける反竜穿は技発動時に敵から攻撃を受けると竜化し、受けた攻撃の強さに応じて強く上に吹っ飛ばすカウンター技。攻撃反射でこそないが、攻撃を受けて発動する盾奥義での再現は完璧だろう。
全距離対応の盾奥義で軽減しながら反撃、更に風伝承の竜である点が同シーズンの伝承エリウッドと凄まじく相性が良く雑に放り投げて勝てた。
盾奥義であるが故に盾の鼓動に縛られる点や、TAの流行で攻撃を防ぎきれなくなり歩行受けの肩身の狭さも相まって姿を消した。
錬成ではこれらの弱点を克服し盾の鼓動は内蔵、そして2回攻撃はまさかの奥義再チャージで連続発動で受けきると言う新ギミックの力業で強引に解決してきた。キャンセルに弱い点も拍節でカバー。
内容から見ても当時伝承カムイの強化版として登場したハロウィンカムイの更なる強化版と言う具合で、常時発動するダメージ減少効果は完全にここから引用されたと言っても良いだろう。
主に耐久面の向上と、奥義発動に関する安定感を重視した強化で防御面はかなり強くなったが、一方で攻撃面はステータス+4と反撃倍率上昇以外変化なし。故に対ダメージカットが非常にキツい。
魔の見切り追撃を持てばダメージカット半減、かつ見切り追撃を得られるがそうなると反撃不可に対して無力になってしまう。見切り反撃と魔見切りがトレードオフと言うのはかなり悩みの種。両立できる伝承カミラは残念ながらシーズン違いなのも痛い。
またこれ程までに防御面が強化されたのにも拘わらず一部の最新攻めキャラの攻撃を受け止めるとほぼほぼ瀕死寸前、最悪死ぬ。いかに現環境の受けが厳しいかが伺えるとも言うが、そもそも炎撃などの戦闘開始時ダメージは現状防ぎようがなく連戦で炎撃持ちを受けると過労死しかねない。
またマップ奥義軽減は一応付いたものの、純粋に威力の高いマップ奥義を被弾するとこの軽減でも足りず最悪吹っ飛ぶ(実際に筆者は10凸個体で開花セティを模擬戦で受けた所、マップ奥義&攻撃により見事に吹っ飛ばされた)
全ステ+9しかないとは言えど耐久面の強化がかなり大きい為ステータス以上の性能は持つが、超火力に対抗出来るスキルに乏しくこれを竜の専用スキルでも補えないのが辛い。特にCが信義を選ぶほど持て余してしまっているのは難点。
更に新スキル「神速」は反竜穿の効果適用対象外で早くも逆風。折角良い強化を貰えたのにも拘わらず、前時代的な受けとして今後淘汰されていく可能性も0ではない。
サンプル
リリーナ(煌炎の盟主)
業炎フォルブレイズ |
奥義が発動しやすい (発動カウント-1) ターン開始時、 戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら |
天与の魔道・承 |
自分から攻撃した時、戦闘前、特定範囲の敵に 奥義を発動した戦闘後、 |
・キラー
・始まりの鼓動3
・HP条件を満たし攻めれば攻魔+11
・不動の姿勢
・絶対追撃
・魔防参照固定ダメージ
・初撃ダメージカット
天与の魔道・承
・マップ奥義
・発動後、縦横3列内の味方に再移動付与
原作では最後まで歩行魔だったリリーナが超英雄版に引っ張られてかまさかのマージナイトで伝承に。
そして倍率こそ控えめだが不動内蔵のマップ奥義を騎馬魔の射程でぶっ放せるという赤騎馬版オフェリアのような芸当を行い、直後に登場したリヴスラ共々歩行受けを死滅に追いやった。
護り手増加以降はマップ奥義自体が通りにくくなったものの、オルサナのような待ち伏せ戦術を使うキャラも一定数存在しそれらへのメタとしては健在だった。
錬成ではあまり大きく変わらず、奥義の鼓動が始まりの鼓動に進化したり固定ダメージが追加された程度。ただしこの両要素は馬鹿に出来ない強化点で前者は奥義発動の安定感向上、後者はマップ奥義にも加算されるため思ったよりも断然威力が引き出しやすくなっている。
大きく変わったのは強化要素である奥義の方で、威力が爆系奥義レベルに向上した他、なんと発動後縦横3列に再移動を付与する効果が付いた。あれこれってヘクトルじゃなくてエリウッドの要素では...
防衛では踊りの有効範囲に戻れるぐらいの恩恵に留まるものの操作側でならば純粋な攻めやすさに繋がり、特に本人が再移動手段の遠影を外して遠慮なく魔の蛇毒で火力を伸ばせたりするのが魅力。
反面、武器の強化には殆ど自身に影響を与えない初撃ダメカと絶対追撃で埋まってしまっているため相変わらずキャンセルに妨害されやすい点はそのまま。
一応始まりの鼓動効果で改善されているとは言え、キャンセル持ち相手に戦闘するとその時点で実質連戦出来ないため奥義の回り方にはまだ穴がある。
だが過去にオフェリアの錬成をわざわざスルーした事や、マップ奥義にダメージカット対策が付かない点からも分かる通りマップ奥義関連に関しては相当慎重に調整しているのは想像に難くない。
仮にダメージカット半減などが入ってしまえばそれは最早サナミカを鼻で笑えるレベルの超絶ぶっ壊れキャラになってしまうし、そもそも1個しか持てない不動の姿勢を内蔵している時点で受けに対する牽制としては十分。
トップメタにサナミカが存在していたり闇の防衛神階に騎馬赤魔のクワシルが居る点も含め、同色同兵種で選択肢を増やし、同じ対策が通るようにする事で意図的に大暴れしないようにしているのだろう。
コンセプトからして並の受けに対しては脅威的で、そんなキャラが僅かでも強化自体はされてる時点で十分当たりの錬成である。
サンプル
聖杯錬成枠
ミネルバ(マケドニア姫騎士)
赤い竜騎士の斧 |
HP+3 奥義が発動しやすい(発動カウント-1) 周囲3マス以内に味方がいる時、 |
・キラー
・3マス条件を満たし受ければ全ステ+8
・キャンセル
・護符回復
・相互攻速バフ+奥義加速付与
・見切り・追撃効果
超英雄でありながら神器持ちと言う点でケンプフ程ではないにしろ当時破格の配布キャラとして話題になった(翌年の配布は強すぎて環境を破壊し尽くしてしまったため今見ると大人しくも見えるが)。
その次に登場するアシュナード含め特効無効の飛行である点から伝承クロムを受け止められる査定要員として使われたが、こちらはAスキルが埋まっている点が祟り使い勝手が良好とは言えずそのままAスキルのインフレと共に消えていった。
錬成で新たに相互奥義加速付与が付いた事でまさかのサポーター路線に。牽制・運び手と組み合わせれば移動+1&奥義加速を撒けるサポート兼アタッカーとなる。
キャンセルがくっ付いた事で実質奥義隊形的な事が出来るのも魅力的。専用Aを捨てて牽制運び手、X信義を付ける事で備えの遠反解禁条件を残り1つまで落とすことができるため備え適正はかなり高い。
また元々付いているキラーのお陰で反撃から即車懸が出せるのは面白い。
だがバランス型でこれと言って抜けたステータスがないのにも拘わらず全ステ+8止まりと言うのは不安。
鈍足の追撃不可を破れるようになれる見切り追撃はありがたくはあるが、高速キャラに付いてる双界効果盾による追撃不可がやや破りづらく追撃が出辛いのが悩みで万全に活かせるかと言われると怪しいライン。ないよりは勿論あった方が良いが。
しかしここに来て追撃を防げる程の速ささえあれば緩い条件で追撃を行えるスキル「神速」の登場により先程あまり活きないと揶揄した見切り追撃を利用しやすい状況になった。攻撃面では相変わらず活かせるか怪しいものの神速があれば被追撃さえ防げば良いので防御面での恩恵は非常に大きい。
赤魔はほぼ受からないがそれ以外であればこの絶妙な速さとやや高い守備で受け止めやすく、中速気味な飛行受けとしてワンチャンを見出せる。
サンプル
総評
A-(極まればかなり強いがコストが高い)
B+(何かが噛み合えば化ける)
B(環境は良くないが新スキルと良相性で性能自体は化けた)
C(需要が行方不明)
良くも悪くも順当強化が多くを占める回だった。
子供ミネルバや霧亜は新しい特徴が付いたものの前者は環境が逆風、後者は良相性のスキルに乏しい点が足を引っ張る。
リリーナもそうだが当時その特殊な性能で暴れたキャラが多く、順当強化に留めざるを得ないとも言う。
一方カムイの新しいギミックである盾奥義連続発動は間違いなく新キャラの予兆となる効果となるため、それに伴う盾奥義を活かしやすい更なる新スキルの登場にも期待したいところ。
来月以降の予定と予想
直近錬成待ち
・赤
・青
・緑
・無
・聖杯
・超英雄
・伝承/神階
来月はスカビオサ、レギン、子供シーダ、フィオーラ、リンカ、ベルナデッタ、そしてアシュナード。
飛び抜けたぶっ壊れこそ無かった代わりに(アシュナードを含めた)全員が極めて高い水準の性能を持っていた4部闇ガチャキャラの錬成が近付いているのは非常に興味深い。
既に実装されている響心が戦闘開始ダメージ付与武器なのだが、これが付いた場合は固定ダメージが鬱陶しい防衛踊り子になる予感。現状不和が付くのは確定済。
正直どのような錬成になろうが射程と火力の高さから勝手に殴る弱点は解消されなさそうなため、何らかで嫌らしい影響を与えられるようになれば御の字か。
・レギン
再移動3が既に便利なので大した錬成内容じゃなくとも全然使えそう。
魔弾・神にダメージカット無効が付かず、正月版の武器に近い効果となってしまったが、武器に付く可能性は依然残っている。
・子供シーダ
ダメージカット半減や見切り反撃、逆攻め立てや2回反撃が来れば当たり、そうじゃなければ大外れ。
待ち伏せの完成形としては総選挙マルスの壁が厚く、攻守両用の立ち回りがしたいならば最低限伝承シーダ超えを、出来ればクリスマスディミトリ-2~3レベルの水準は欲しい。
特効対象が多すぎるのが祟り強い錬成にはあまり期待できない。
・アシュナード
特効無効で10凸が数多いはずなのでそこまで強くは盛られなさそうだが、ボス系の錬成を見ている限り絶対追撃以外だと混乱辺りが付きそう。防御側アスク算が付いたら流石に相当強いがこれが許されるかは匙加減次第。
・フィオーラ
とりあえずキャンセルは確定で付く。
守備が異常に低い為これを補えるようになれる方面になるか。
・ベルナデッタ
ターン開始時に周囲含めて自傷が個性となっているため間違いなくこれは付くだろう。
恐らく順当強化で止まる面白みのない錬成になりそう。
・リンカ
防御側アスク算が付けば当たり、攻撃側アスク算だとハズレ。
原作同様攻撃が大したことないため攻撃側が付きそうなのが不安。軍配効果の可能性も0ではない。
おまけ:出さなかった記事分のキャラ個人評価
11月
・伝承ディミトリ
ダメカ半減こそあるが全ステ+9止まりがうーんって感じ。無惨承も名前負けで微妙。
総選挙ディミトリが強かった割には盛られたがそこ止まり感は否めない。
・プルメリア
魔刃付与が魔法に適用されるのは地味ながらヤバい。
順当強化型だけど所持者の比率を考えても錬成内容は破格の部類。
・オーシン
条件付きこそ直らなかったが全ステ+8遠反に防壁は偉すぎる。HP条件も回復で緩和出来てるのもグッド。神速も相性が良い。
サナミカさえ居なければ増幅4と奥の手で幅広くぶん投げられたかもしれない。
・まもり
めちゃくちゃ硬くなったが追撃が出ないのは心許ない。
耐えるだけなら優秀。クガの攻撃も平気で耐えるため専ら防衛や弾除け専門。味方含めて護符回復させられるため飛空城よりは決闘向けかも。
・炎帝
置き物として使える重装と言うのは実は珍しい個性。混乱効果を用いて重装ミッションを楽にクリア出来たり、+αで弾除けも担える。戦闘性能は平凡。
・子マルス
パッと見は悪くはないが、体力を減らす必要があるのには変わらず増幅4効果を活かす為にバッファーも必須で総選挙マルスに比べてお手軽さに欠ける。
用意するなら始まりの鼓動4×マルスエンゲージまで用いて奥義は車懸にしたい。
・アルテナ
攻撃を下げて強化弱化無効、攻め側アスク算と奥の手を使うのに適した性能だが、どう考えても他の槍飛行の錬成やアリオーンに劣る。火力は高い。
12月
・シャナン
全ステ+9+αで実質全ステ+13~4相当が期待できる。元々物理は硬いのでカット半減されても物理なら全然殴り合える
元々ガチャの真の大当たり枠だったが、武器錬成でもラクチェを大幅に引き離した。
・エレオノーラ
キラーが生えたのは予想外。他の内容が順当だっただけにこれだけで大分食える。
ダメカ半減こそ付かなかったが狙撃や拍節、理見切りなどでカバー出来るし元々の反撃不可が強いので悪くない。
・ラス
魔器やクロード弓の方が強い。
・比翼パオラ
キラーが付かずダメージカット対策もなしで相変わらず使いづらい。
2回攻撃は多少緩和された上で受けでも発動するようになったが、劇的に変わったとは言い難い。
・マクベス
魔刃付与は面白いが、踊ればターン関係なく簡単に満たせるプルメリアの存在を考えるとセールス力不足。攻めで使うにはそもそもマクベスが使いにくい。
備えの条件を満たす要因として見てもジストで良い感は否めない。
この記事に対して質問、意見等があればX(Twitter)ID:@Radiant_Doctorまでどうぞ