Steady Breath

色々書くはずです

【FEH】ざっくり武器錬成解説&考察Ver.7.9.0【アップデート/9月/第5回総選挙/神階英雄錬成】

勢いに乗ってFF7ECを始めたテンクーコングです

今回はあまりにも早すぎる第5回総選挙の錬成
登場時は散々暴れ散らかしたが次々とメタられ姿を消したエイリークや、可能性に反して専用奥義が足を引っ張りあまり活躍出来なかったマリアンヌに比べ、現在でも飛空城で戦力として機能するマルスや門番のように現状に明暗がはっきり分かれているのが特徴
また神階英雄も登場時は強かったヘル現在でも強いルピナスと言うようにこれまた分かれているのも面白い。聖杯も♯FE初錬成にして主人公である樹の錬成とこれまた強烈な超豪華ラインナップ

 

果たして今回の当たりは...?

 

武器の解説欄では
青で新規に付与された効果を、
緑で錬成前から強化された効果を、
黄緑で特殊錬成の効果を
赤で錬成前から弱体化した効果を
書いていく。
また考察は基本的に飛空城を中心とした視点で、記載しない限りは闘技場、決闘視点でない点は留意。

※掲載当時の環境を反映した物で、今後追加されたスキルに関しては一切考察の範囲外なのに注意

 

通常錬成枠

門番(大修道院の)

突撃の角笛

守備+3
自身を中心とした縦3列と横3列の
味方は、戦闘中、攻撃、速さ+5

自身の戦闘時、
自身を中心とした縦3列と横3列の
味方の人数によって異なる効果を発動
(周囲2マス以内に
敵が破壊可能な地形がある場合は、
人数を最低3として扱う)

(・1以上なら、
戦闘中、敵の攻撃、魔防-人数×3(最大9)
・2以上なら、さらに
戦闘中、敵の奥義発動カウント変動量-1
・3以上なら、さらに
敵は追撃不可)
自身を中心とした縦3列と横3列の味方は、
戦闘中、守備、魔防+5、
戦闘後、7回復

戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、
戦闘中、敵の攻撃、魔防-6、
自分が受けるダメージ自分の守備の20%

(範囲奥義を除く)、
戦闘後、自分は、7回復

・縦横3列の味方に全ステ+5紋章バフ&護符回復
・縦横3列の味方1人以上or敵破壊可オブジェクト有で実質最大攻守魔+9

・縦横3列の味方2人以上or敵破壊可オブジェクト有でキャンセル
・縦横3列の味方3人以上or敵破壊可オブジェクト有で追撃不可
・HP条件を満たせば実質攻守魔+6
→最大攻守魔+15相当
・防御側アスク算
・護符回復

 

第5回英雄総選挙1位
当時はまさかまさかの優勝で大荒れしたものの、実装されればワープ抑制効果や3列と言う広範囲でバフを与えられる点からなんだかんだで錬成される直前まで細々と使われ続けた一体。特に7部はワープ環境と言っても過言ではなく貴重過ぎるワープメタとして需要は高い。

そして錬成では戦闘後に護符回復を付与するという強力な効果を得ていよいよサポーターとして頭一つ抜けた強さに変貌。同じ緑魔にセリーヌが同様の効果を得ていたがサポート面だけで言えば上位互換とまではいかないにしろ、使い勝手はこちらの方が断然上回る
与えるバフも攻速だけでなく守魔も完備で全ステ+5を縦横3列へ自在に与えられるように。本体も防御側アスク算を得たため耐久力が上がり防衛適正は更に向上した。

 

ただ、戦闘力に関しては硬くなったとしてもやはり物足りないというレベル
元々原作からして(兵士ではあるが)戦闘するキャラではないのでこれに関しては仕方ないが、ルフレエリウッドを筆頭とした最近の暴力的なサポーターを見た後だとサポート&防御特化で物足らない印象は拭えない

もっとも、そういう操作時の戦力としては加えづらいと言うだけで防衛時ではその硬さから十分優秀な駒となる。
特にその守備の高さは囮指名に選ばれやすく、雑に攻めてくるグルヴェイグなどのストッパーになり得るのは偉い。そう考えれば戦闘力も十分上昇した部類で、総じて一位に相応しい強錬成を貰えたと言える出来だろう

 

サンプル

 

マルス(光の王子)

始祖ファルシオン

HP+3

竜特効、奥義が発動しやすい(発動カウント-1)

自分から攻撃した時、または、
周囲2マス以内に味方がいる時、
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、
かつ、自分以外の味方の強化の合計値が高い上位3人の
強化の合計値によって異なる効果を発動

(・10以上なら、
戦闘中、敵の絶対追撃を無効、自分の追撃不可を無効、
自身の奥義発動カウント変動量を無効
・25以上なら、さらに、
戦闘中、攻撃+5、
戦闘中、自分の攻撃でダメージを与えた時、
自分のHP7回復
・60以上なら、さらに、
敵から攻撃された時、先制攻撃)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、

さらに、攻撃、速さ、守備、魔防が、
自分と周囲2マス以内にいる味方のうち

強化が最も高い値だけ増加(能力値ごとに計算)、
最初に受けた攻撃と2回攻撃のダメージを40%軽減

・竜特効
・キラー

・HP条件を満たし、2マス条件を満たせば全ステ+10
・自軍味方のバフ合計10以上で見切り追撃&拍節
・自軍味方のバフ合計25以上で攻撃+5&秘奥
・自軍味方のバフ合計60以上で待ち伏せ
・自分or2マス内の味方から他力強化増幅
→最大攻撃+21、速守魔+16
・初撃&2回攻撃ダメージカット

 

第5回英雄総選挙2位
ようやく入賞し登場した当初は螺旋を用いないと奥義を乱発出来ない点が待ち伏せ役としては少々いまいちで、少し後に伝承版に専用奥義を奪い取られあまり目立たないポジションに陥った事もあったが登場直後にはムスペル参戦で火力が改善、そして昨年末にカット無効手段の螺旋4登場、今年になって始まりの鼓動4登場で遂に完成形に至り、出た時よりも今の方が活躍しやすいという珍しいタイプのキャラ

 

その為武器錬成が来たところで外れようが当たろうがどっちでも良いという感じだったが、本当にその通りであまり強化には繋がらない微妙な錬成が来た
有用な部分はステータス強化のみで、これは他力強化増幅を含めて攻撃が大きく上がったのでかなり優秀。伝承と異なり凪にも強く戦えるという部分を見せつけた。
しかしそれ以外のダメージカット、拍節、秘奥効果の強化待ち伏せ主体だと殆ど縁がない物ばかり。そもそも奥義の一撃で倒す事を主体として戦うキャラなので大した恩恵を受けられない
特に拍節は始まりの鼓動型だとほぼ完全に腐ってると言って良い。精々デフォスキルのアスエンと対峙した際に2連奥義が出せるぐらいにしか機能しないだろう。

残るダメージカット、秘奥の強化は奥義を耐えられた際の保険や不動持ちを受ける際には役に立つが、あくまで緊急の延命用で敵を倒す為に必要な能力ではない
とは言えこちらは待ち伏せからの反撃を確定で耐える祈り系(特に総選挙セリス)に対して発動し得る可能性があるので全く役に立たない訳ではない。

 

このキャラを使用する時は基本的にエリウッド等のバフ系キャラを置いて最初から待ち伏せ状態にするのが一番使いやすいのだが、どうやら運営的には(或いは使用データ的に)そう言う想定ではなく最初は待ち伏せずに反撃して発動するのを想定しているようだ
しかしその運用だとしても見切りパニックが自前で用意出来ないのは如何だろうとは思うが

 

まあ元から飛空城で一線級張れるぐらい強いのでこんな物だろうという印象。下手に壊れ強化にされて誰もが使うようなキャラになればアイクと同じく不動が増えてかえって使いづらくなるのでこれぐらいで十分。始まりの鼓動で常時奥義が発動出来て待ち伏せながら見切り反撃できる時点で既に強い。闇ベレスと比べてもダメージカットこそ確実性がないので劣るがステータスでは圧勝しているので問題ない
従来通りエリウッドやジスト、伝承リュールなどを添えて待ち伏せで暴れさせていこう。

 

サンプル

 

マリアンヌ(穏やかなる祈り)

幻影の書

奥義が発動しやすい(発動カウント-1)

速さ+3

自分から攻撃した時、または、
戦闘開始時、敵のHPが50%以上なら、戦闘中、
敵の速さ、魔防-6、敵の速さと魔防の強化の+を
無効にする、
自分が最初に受けた攻撃のダメージを〇%軽減
(〇は、自分から攻撃した時は80
そうでない時は30)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、
ダメージ+速さの20%(戦闘前奥義も含む)、
敵の奥義以外のスキルによる
「ダメージを〇〇%軽減」を半分無効、
自身の奥義発動カウント変動量-を無効

・キラー
・HP条件を満たし攻めれば実質攻速+11、守魔+5

・速魔凪
・攻め時初撃80%ダメカ、受け時初撃30%ダメカ
・速さ参照固定ダメージ
・ダメージカット半減
・拍節

 

第5回英雄総選挙女性1位
奥義で踊りやボタンなしで再行動出来るという点が非常に面白い性能なテクニカルキャラだが、登場当時から既に戦闘力が不足している点や鎮魂の舞のデメリットであるグラビティ付与、奥義火力が出せない点とそして武器にキラーがない点が非常に使い手を選び、耐久インフレが加速すると敵その物を倒せないが為にハマる事も出来ず真っ先に型落ちしていった。今回最も救済が必須な枠とも言える。


武器錬成された事でこれらの欠点を可能な限り改修し、その性能は高速型版ブラミモンドのような感じに仕上がった
課題だったダメージが出せない点は速さ参照の固定ダメージとダメージカット半減搭載で改善。魔の見切り追撃と合わせればWカット半減で多重回避持ちなどを相手取っても面白いようにダメージが入る。そして待望だったキラーも内蔵され、拍節が付いた事で奥義の回転率が大幅に向上
自身が持つダメージカットに関しても大きく強化され、その性質はクロードの真落星に近い形に。80%ものカットと相手のダメージカット半減で安心して撃ち合いを行える。
基本的にやる事は変わらず切り込み役の近くに行って殴って再行動、もしくは切り込み役に踊った踊り子の近くで殴って踊り子を再起動させる立ち回りが主体となる。

 

しかし使い勝手は上がったが肝心の鎮魂の舞の性能が直接改善する訳ではないため、やはりまだまだ使い勝手の悪さを感じる
今では先導や一斉突撃などでグラビティ状態の移動力をカバーする方法は何種類かあるが、マリアンヌ本人が再行動や再移動出来る訳ではなく、またワープ能力をほぼ持たない兵種と組み合わせるのは動きに幅が持たせにくくいまいち。
元々鎮魂の舞自体が3カウントなのも痛く、柔撃を持たなければ一撃でカウントが回らない。相手が拍節持ちだと持っていても追撃無しでは自力で発動できない

故に結局のところ玄人向けな性能には変わりない。ただ昔と異なるのは本人のスペック不足に苦しむ場面は大きく減った所だろう。先述したワープ系のスキルと組み合わせて派手に暴れさせていきたい。
ブラミモンドに近い性能なのでいっそ陽光に持ち替えて普通の魔法型にするのもアリだが、敵の魔防を大きく削るタイプの武器なので噛み合わせは少々良くないか。

 

サンプル

 

エイリーク(誓いの優王女)

絆槍レギンレイヴ

HP+3

重装、騎馬特効
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)

戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、かつ
戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減

戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら
戦闘中、自分の追撃不可を無効
自分から攻撃した時、または、
周囲2マス以内に味方がいる時、
戦闘中、自身の攻撃、速さ、守備、魔防+5、
敵の攻撃、速さ、守備-5、さらに、
敵の攻撃、速さ、守備が、

敵の【有利な状態】の数だけ減少
(最大4、 強化は除く)
敵の攻撃、速さ、守備の強化の+を無効にする
敵の絶対追撃を無効

・重装&騎馬特効
・キラー

・HP条件を満たし攻めれば実質全ステ+10
・初撃ダメージカット
・攻速守凪4
→実質全ステ+15~19
・見切り・追撃効果

 

第5回英雄総選挙2位
登場当時は間違いなく最も暴れ散らかし、例え不利属性だろうが計算上0ダメージにしかならなかろうが月光を撃ってしまえば相手は一撃で即死する超が付くパワーキャラ。更に再移動も完備で防御性能もあるという隙なしのキャラだったが、元々耐久面はカット込みでも少し不安だった所から段々と隙が生まれ、再移動制限の登場やカット効果の充実などメタを張られまくった結果、翌年の総選挙クロム登場を待たずして環境から姿を消した

 

2位で暴れたキャラは例外なく微妙な錬成になるジンクスがあったが彼女も例外でなく絶対追撃無効、実質全種凪と言う無難だったり不要な効果を押し付けられた形に。一番欲しかった奥義時のカット無効やダメージカット半減と言う類の効果は一切得られなかった

奥義で殺しきるというコンセプト上絶対追撃無効はそれ程大きな旨味がないのはマルスの活きない拍節同様非常に痛い。
撃ち漏らしても生存し他の敵に移れる迅雷型ならまだ利用できる可能性はあるが、迅雷型自体がクロムの下位互換に近いというのが問題。ステータスで盛るという錬成方向も含めてクロムに勝てる点は強化されてない専用Bと騎馬特効ぐらいしかない

 

凪と合わせて全ステ最低+15と言うのも一見強く見えるが、Bがステータス補正が入らない専用で縛られる関係上実はそこまで高ステータスを引き出せるわけではない。再移動がある以上Cを奮進にも変更しにくいので尚更。
かと言ってステータスを盛ろうと奥の手×奮進のような形にすれば奥義火力は落ち、拍節も消えるためかなり使い勝手が変化してしまう。キラーがあるため最大40%カットが限界なのも難点。

 

専用スキルの呪いが今になって振りかかっている点や、それをカバーできる武器効果ではないという点も含めてコンセプトがチグハグでいかにもな強化を抑制した系統の錬成内容。仕方ないと言えば仕方ないとも言えるが...
受け方向に転身してもクロムは勿論、同じレギンレイヴ持ちのエフリオの方が付けられるスキルの自由度的にも使い勝手が良いのもマイナス。幸いにも使う事自体は出来る錬成内容ではあるが他のキャラにない明確な強みを出すという点では不足している

 

サンプル

 

神階英雄錬成枠

ルピナス(白夢の)

微睡の花の剣

HP+3

魔防+3

自身を中心とした縦3列以内の敵は、
【不利な状態異常】を受けている時、
戦闘中、攻撃、守備、魔防-4

戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、または、
敵が【不利な状態異常】を受けている時、
戦闘中、 敵の攻撃、守備-5
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、
戦闘中、敵の攻撃、守備-5、
自分は絶対追撃、かつ

戦闘中に攻撃していれば、 戦闘後に
戦闘相手を中心とした縦3列以内の敵に

反撃不可の状態異常を付与

しろいゆめ・神

このスキルは「歌う」「踊る」として扱われる
「歌う」「踊る」を持つ対象には使用できない

対象を行動可能な状態にし、対象と、
その周囲2マスの味方(自分を除く)の攻撃+6
「敵の強化の+を無効」を付与
かつ、対象の周囲5マス以内にいる、最も近い敵と
その周囲2マスの敵の攻撃-6

・縦3列内のデバフを受けた敵へ攻守魔-4デバフ
・HP条件を満たし、敵HP条件を満たすorデバフを与えていれば実質攻守魔+10
→合計攻守魔+14相当
・絶対追撃
・敵に攻撃後、敵の縦3列に反撃不可付与

しろいゆめ・神

・踊り
・踊り対象とその2マス内の味方へ攻撃バフ&強化無効付与
・踊り対象の5マス内の敵&2マス内に密集している敵に攻撃デバフ付与

 

妖精組の中では唯一の近接武器でグラビティなどの影響を受けづらく、魔防神階である事からエリミーヌへの対抗策にもなったり魔器との相性も良かったりなどその独自性が有用だった防衛神階の踊り子

ピアニー同様攻撃面に寄ったやや控えめな強化だが、それでも踊りで強化無効を付与出来るのは非常に強力。またそもそも攻撃神階故に攻撃機会が薄かったピアニーと異なり、防衛神階であるルピナスの攻撃性能が高まるのは壺割りの妨害に繋がるため割とバカにならない。変に攻撃しに行く可能性も近接なのでそのリスクは低い
錬成後に追加された空からの急襲の派生強化スキル「空からの猛襲」とも非常に相性が良く、単に自力で先導ワープして踊るだけでなく攻め立て効果で強化された攻撃性能も活かせる。戦闘後に反撃不可付与する点も含めまさにアルフの猛将と言うのに相応しい。もちろん自力でワープしてから味方を先導で連れていける点も相変わらず。

 

弱点は少ないが、敢えて言うなら神階枠が圧迫してしまう事が相変わらずの欠点と言うところか
また強化された攻撃性能も受け止められる程硬く、見切り持ちの2距離が相手だと流石に妨害されてしまうので連れている相手次第では上手く機能しないことも
フロージ、フォデス、ラルヴァと優秀な理神階が多い中での枠争いはかなり激しいため、防衛事情と要相談。

 

サンプル

 

ヘル(死の王)

死鎌ヘル

HP+3

飛行特効無効
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
敵が魔法、杖以外の時、敵の魔防でダメージ計算

敵が魔法、杖以外の時、戦闘中、
自分のHPが2以上で敵の致死攻撃を受けた時、
ダメージをHPが1残るように軽減
(1戦闘1回のみ、重複しない)

敵から攻撃された時、または、
戦闘開始時、敵のHPが50%以上の時、
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、
戦闘後、7回復
戦闘開始時、自身のHPが25%以上の時、または、
敵が【不利な状態異常】を受けている時、
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、
ダメージ+速さの20%(戦闘前奥義も含む)、
最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減

死からは逃れ...・神

周囲4マス以内にいる敵の隣接マスのうち、
自分から最も近いマスに移動可能
(敵ごとに判定、その最も近いマスについて、
自分が移動できない地形の場合は移動できない)

周囲2マスの敵は、
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防-5

速さが敵より1以上高い時、戦闘中、
敵の絶対追撃を無効、かつ、自分の追撃不可を無効

・飛行特効無効
・キラー
・魔法、杖以外へ祈り
・HP条件と敵HP条件を満たせば全ステ+8
・護符回復
・速さ参照固定ダメージ
・初撃ダメージカット

死からは逃れ...・神

・4マス内の敵から一番近いマスへワープ可
・全種牽制
→武器と合わせて合計全ステ+13相当
・速さ条件見切り追撃

 

まさかの4部のラスボスに錬成を先越されてしまった3部のラスボス。登場時はステータス補正こそないが祈り内蔵の武器に全種牽制持ち、そして生命の護符を搭載する事によるゾンビ戦法(登場半年程前までは流行ってたセリスの錬成ティルフィングの上位互換的戦法)での嫌がらせと、地味に付いている魔法判定攻撃で中々な性能を発揮した。どちらかと言うと死と言うより生に執着し過ぎた効果と言うのは禁止ワード
が、やはりステータスが追い付きづらく神階補正で盛れない故に祈れなくなると段々陥落していき、神階補正が被るノート登場後はボーナス時以外では姿を消した。

 

錬成と強化で新たに得たものはなんとワープ。一番近い相手の隣にワープするという癖のある効果だがこれによって上手く範囲に入れば相手の真横にいきなり現れ、そして葬れる敵の命を刈り取るという死神に相応しい戦法をようやく取れるようになった
倒せなかったとしても警戒姿勢などを込みで祈りで耐えきれば救援ビーコンとして呼ぶことができ、
また武器自体に護符回復が付いたため護符聖印セットで固定13回復が可能。攻城で使える混沌シーズンでは門番などと組み合わせる事によって更なる固定回復が望め、先月の伝承セリスのような展開までは期待し辛いがゾンビ戦法で耐え続ける事も可能。付与の物と同等の条件だが見切り追撃も内蔵し、追撃操作対策も万全。

 

しかし一番課題とされていたステ盛りに関しては武器だけで全+8止まりと言う物足らない結果に終わったのは痛い。先月のマリータにも言えた事だが他のAに自在に変えられる遠反組と違い、錬成されていないのにも関わらず追加分のステ盛りを行う最新の武器勢と殴り合うには+8程度ではややパワー不足ルピナスですら元の武器効果で実質追加ステ盛りを行えている事を考えればこれはあんまりだろう。

また上手くいけば真横にワープして命を奪えるが、上手くいかなければ敵の真正面に突っ込むだけで最悪こちらが命を奪われる
あまりやり過ぎるとワープ故に嫌われてしまうだろうが、ソティスを除く強化闇神階はいずれもちょっとやり過ぎな程強力なため範囲内なら自在に敵の背後でも潜り込んで持っていけるとかでも問題はなかった気がしなくもない歩行受け使いからすると非常に嫌だが

 

コンセプト自体は非常に面白く、錬成の方向性その物はむしろ新たな可能性を開拓できる良い物である。
だがそれを実現するためのステータスが何より足りず、強みよりも先に本体の上限の方が限界を迎えそうなのが懸念点。

 

サンプル

 

聖杯錬成枠

樹(切り開く少年)

幻影ファルシオン

HP+3

竜特効 守備+3
自分から攻撃した時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防が
行動済みの味方の人数×3+4だけ上昇(最大値10)
敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防が
10-(行動済みの敵の人数×3)だけ上昇(最小値4)
戦闘後、7回復
自分から攻撃した時、または、
周囲2マス以内に味方がいる時、
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、絶対追撃、
最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減

・竜特効
・攻め時に全ステ+4~10の刃のセッション
・受け時に全ステ+10~4の盾のセッション
・護符回復
・攻めるor2マス条件で全ステ+4
→攻め時最大+14、受け時最大+14~11
・絶対追撃
・初撃ダメージカット

比翼英雄並のコストの高さから未だ供給がない♯FEの主人公。
登場当時は査定が取れる剣と言う点もあり10凸が多く現れたが、既にアストリアが居たりそもそも高速寄りの環境で絶対追撃のない中速剣士というのもありあまり強いとは言い難かった存在

 

だがそんな彼に与えられた錬成はとても一発逆転出来る物ではなかった
歩行剣士である以上受ける事を基本運用としたいのに肝心の盾のセッション効果が据え置きで使いづらいまま。かつ飛空城では追加枠トラップが原因で相手が全員居る状態だと強制的にセッション効果の弱体化を強制させられるためシステム上かなり使いづらい
そしてセッションと錬成効果以外のステ盛りはなし。はっきり言ってこれでは足りなさすぎる

じゃあステ盛り以外に付いた効果は?と言うと護符回復、初撃カット、絶対追撃と回復以外はあって当たり前の物しかない。一応奥の手と合わせたWカットこそ出来るが、流石に挽回できる程の物とは言い難い...
まさしく魔器エリューズニルよりは強いという最低限のラインは突破しただけと言う代物なのが痛すぎる。

 

パニックぐらいしかリスクがない他力強化増幅を持てている点からもアストリアの方が間違いなく優秀。何故配布同士で似た時期に登場したキャラなのにここまで差が付いてしまっているのかがまるで理解が出来ない
回復か初撃カットを切って強化増幅などの盛りがあれば流石にワンチャン持てる性能になり得たのにこの適当調整を鑑みるに、そもそもコンセプトから終わってるキャラは救済する気がないという悪しき例がまたもや垣間見えてしまった

 

サンプル

 

 

総評

A(壊れてはないがサポートとしては抜けた強さ)

B+(順当強化。ルピナス以外は手軽さに欠ける)

B(惜しい。ステ盛りが足りない)

B-(役割対象、コンセプト行方不明)

C(魔器よりは強いが...)

下手に強化してはまずい連中が混ざっていたせいか総選挙の割には控えめな錬成で終わった。平均3~4年近くの錬成ペースな他キャラと異なり、総選挙組だけ2年周期で錬成を繰り返している所の弊害がいよいよ出始めた
むしろ以前に錬成された総選挙組の産廃化がいよいよ深刻な状態になりつつあるため救済するならそちらを優先した方が良いのではないかとまで思える。しかし他ソシャゲなら既に2回3回と救済措置を取っている所も少なくないが基本放置主義なFEHの運営にそんな期待は...

 

純粋に酷い樹の錬成や、ややパワー不足なヘルなど総選挙以外の枠も先月に比べると霞む印象。一方ルピナスは良好な強化が貰えたのは及第点というところか。

 

来月以降の予定と予想

直近錬成待ち









・聖杯

超英雄

伝承/神階

どこかに割り込む枠

 

来月はヒース、バニーフィルチャドラクチェつばさ書くの遅すぎた上にアプデ予告が早すぎて面子が決まってしまった。
☆4枠錬成にチャドが残っているためアルテナより先につばさに錬成が来るのは妥当と言うところ。問題はやはり恒常との色被りが激しい子供軍団をどう捌くかと言うところか。

 

ヒース
クーガーがアスク算、トラバントが攻撃減算している以上違う路線への差別化を迫られる
だがアスク算の代わりに普通のダメージカットが搭載された上で大きくステータス盛りされるのではないかと予想。デフォルトはホースキラーだが騎馬特効&強化無効とかだと面白くないのでやめて欲しい

バニーフィル
キラー、特効、見切り追撃と最初から付いている物が強いが、それが祟ってステータス補正が+8で留まりそう。開花版を見ている限りダメカ半減、拍節はなんとか付けてくれるか。正直あまり期待はできない

ラクチェ
キラー、強化無効と強化されれば優秀な武器、更に当時シャナンに押され想定外に活躍出来なかった過去があるため大きく盛られる可能性大
しかしどう盛ってもマリータやベレトスと方向性が被りかねない。奥義ダメカ無効、回避に加えて見切りがない分の良い効果が追加されればワンチャン

つばさ
特効、セッション、攻め立てと素質は悪くない
移動+1は既に運び手があるので奥義加速、カット半減、怒涛に再移動が付けば結構強くなるのではないかと思える
だが何より今月の樹が爆死に等しい錬成だったのがあまりにも厳しい

チャド
盗賊の暗器とか言う特徴が無さすぎる汎用なので読めない

ただし効果自体はペシュカドに似ているため、攻撃後に敵弱化増幅付与などの何らかの付与要素を付けてくる可能性はなくはないぐらい。PUなし☆4枠なので期待薄

 

 

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