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色々書くはずです

【ユニット考察&紹介】総選挙エリウッド(フェレ侯)【FEH】

最終更新:2023/06/25

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時代の変化を感じる...割にまたBに戻ってる凪あまりにも強すぎるだろ

 

テンクーコングです。
一度リニューアルしてからすっかり期間が空いてしまったという事で今回は二度目のリニューアル

偶像配布も経て、更に色んな新スキルも登場し伝承の復権や子供版の登場もありすっかり過去のキャラと言うような印象もあるだろう。
だが、個人的にはまだまだ飛空城において使ってて通じるような強さを実感しており、それならば記事を一新してどんどん強さを広めていこうということで今回のリニューアルに至った。

そんなまだまだ強いと豪語する総選挙エリウッドを、エリウッド使いの視点からしっかり解説していく

 

偶像化した時の記事はこちら

aetherkong.hatenablog.com

 

エリウッドの総合記事はこちらから(2021/09/20:リニューアル)

aetherkong.hatenablog.com

 

性能

ステータス比較

槍騎馬 世代 移動種 HP 攻撃 速さ 守備 魔防 総合値 錬成 備考
エリウッドf:id:AetherKong:20190822230649p:plain 4 騎馬 43 40 38 35 21 177

花15凸
速さ+3

総選挙エイリークf:id:AetherKong:20210822173002p:plain 6 騎馬 40 41 43 29 25 178 花5凸
総選挙クロム

7

騎馬 41 42 42 37 17 179  
シリウスf:id:AetherKong:20191030093547p:plain 4 騎馬 43 37 40 38 19 177 花15凸
パーシバルf:id:AetherKong:20200205185708p:plain 4 騎馬 41 35 40 31 30 177 花15凸
プラハf:id:AetherKong:20210910040313p:plain 5 騎馬 43 37 39 32 26 178

花10凸
速さ+3

青字:得意で+4
赤字:苦手で-4

備考:花〇凸はそのユニットの最大使用可能値-5の状態。表ではその状態の総合値で記載

 

長所

竜・獣特効
特に竜特効を持つ騎馬と言う点が、重装特効無効の竜にも弱点を突けて優秀
総選挙特別補正のお陰で武器で全ステータス+10
武器に怒涛、Cに再移動付与の奮進が存在しているためBが完全フリー
→主に凪、風薙ぎ、キャンセルを選択可能
HPが高く魔法罠を突破しやすい
回避のお陰で連撃に対して強め
最速ではなくなったが、騎馬の中では依然として速い方に入る
竜を倒すという明確な役割を持たせられる点から補完としても機能する
☆4特別チャンスで登場する
・スキルの発動条件にHP制限を持たない

 

短所

キラーがない
奥義加速、拍節系の効果がない
伝承、子供のような強化増幅によるサポート能力を持たない
逆に言えば単体で機能するとも言う
フルパワーを発揮させる為のコストが非常に高い
刺さる相手が多い竜に比べ、獣特効が刺さるシーンは少ない
絶対追撃無効、追撃不可を持たない

 

解説

錬成当時は総選挙エイリークf:id:AetherKong:20210822173002p:plainと比べられる事が多く、再移動制限もない点から撃ち逃げ型が全盛期だった時代背景もあり光る要素はあれど環境への適合度ではいまいちと言う具合だった。

だが再移動制限の追加で撃ち逃げが大幅弱体化、かつその持ち主が竜のメディウスだった事もあり価値が上昇。更に花の上限解放で遂に契りなしで魔法罠を自力で踏み抜けるHPに到達した強みも増えた。
現在は重装特効が効かない竜に対して強く、かつ魔法罠に左右されにくいと言う攻めキャラが突かれて痛い所に対して強いと言う独特なポジションを築き上げている。要はメタに対するメタ

 

一方弱点であった奥義が出しにくい部分も更に浮き彫りになっており、素の状態で迅雷のような強力だが重いハイリスクハイリターン奥義を出す事はより難しくなってしまっている
拍節持ちのf:id:AetherKong:20210822173002p:plainは勿論、後に出たクロムも有利状態があれば奥義加速する(かつ両者ともキラー付き)ため取り回しやすさでは他に差を広げられがち

しかし同時にその奥義関連を補強するサポートキャラも多く出現しているため、ちゃんと準備すればしっかり迅雷を発動して制圧できる。後述するが特にクロルフは相性補完にも優れたパートナーで、また実質キラーを付与してくれるアスクも頼もしい強化役となっている。

 

Bが近影で縛られる事も弱点と化していたが、ここに来て奮進が登場したことでB枠がフリーになり型の自由度が急上昇した。専用で埋まっているか奮進で縛りを解いても怒涛で埋まる事も少なくない騎馬でこの強みをフルで活かせるのは地味に貴重
これから後続の槍騎馬が強化されたり新登場してもこの部分で差別化を図れるため非常に大きな強みを貰えたと言える
ただ、それら最新スキルの継承や花なども含めコストは相変わらずめちゃくちゃ高い。故にフルパワーのf:id:AetherKong:20190822230649p:plainを扱えるのはごく一部に限られると手軽さはないが、しっかり作り上げられた物であればまだまだ戦えるポテンシャルは秘めている

 

選択肢

スキル名 分類 説明

氷槍ニニスの槍
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武器

竜、獣特効と怒涛・回避に相当する効果を持つ神器。また、総選挙特別補正で全ステータスに+10入る
硬い竜に対しての突破力が高い。奮進や怒涛効果のお陰でBを完全フリー化させられているのが強み。ステータスの高さも偉い

一方、特効範囲その物は広くない点やキラーを持たないのが欠点
だが5の埋められないステータス差のお陰で魔器より強力

破天
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奥義

竜、獣に通る神器と噛み合う奥義。敵の攻撃を利用するため硬い相手に比較的通りやすい。主に撃ち逃げ運用で有用

以前に比べ硬い竜獣が増えた関係で威力が出やすくなったが、飛空城においては再移動制限での打ち逃げ弱体化で使いづらい。決闘など向け

凶星
f:id:AetherKong:20210512034145p:plain
奥義

先述したように並耐久以下の竜獣相手には特効分のダメージをそのまま1.5倍してくれるこちらの方が威力が出やすい

錬成で攻撃力がかなり跳ね上がったので素で運用しても威力は出やすいが、五分相性で硬めの相手にはやはり破天の方が通りやすい

疾風迅雷
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奥義

騎馬のセオリー通り攻めるなら
迅雷ストッパーになりやすい竜に苦戦せず攻撃を通して迅雷出来る点で飛空城では最もエリウッドの強みが出せる奥義と言える

しかし奥義関連の効果を持たないので全力サポートが必須。また大体の竜近間はキャンセル持ちなのも欠点

攻撃速さの機先
f:id:AetherKong:20210908011307p:plain

A

最大補正値の+9が非常に優秀
類似スキルの万全と違い最大値が出る条件の敵HP100%&デバフは十分実現可能な範囲。ただし+9を出すのは意外と簡単ではない

以前は最も優先度が高かったが、奮進登場により近影を外すケースも増えたため魅力が低下激突と異なり移動マスに左右されない点は魅力

攻撃速さの激突

A

最大補正値は+10と機先をも上回るが、現実的には+9までしか届かないので最大値は事実上機先と同じ

10凸花完凸の場合は3神階でHP67と、(記載地点での)停止罠を無効化出来るHPに届くため自力で停止罠ごと踏み抜いて攻撃する場合はかなり強力。弱化無効もありがたい
特に奮進とセットで運用するなら条件も気になりにくく、機先に代わって理想的と言えるスキル

攻撃守備の激突

A

守備を高める事で撃ち合い性能の向上を図れる
竜獣共に中速以下が多く、速さに割かなくても十分と開き直って耐久に割いて安定感を高める為の選択肢。だが速さ環境には合わない

遠反・攻速の孤軍

A

孤軍状態で攻速+5が入る遠反。孤軍条件は攻めが基本の騎馬と噛み合い、そのおまけで遠反が付くスキルと考えれば悪くはない

だが氷槍ニニスの槍の受け条件は2マス範囲に指定されており、味方と1マス開けている状態を絶対に満たさなければならない
回避が付いている以上相性は悪くないが、活かすには癖が強い

神飛燕の迫撃
f:id:AetherKong:20210908011240p:plain

A

高い耐久の上に奥義回復まで行えるが、奥義打ち逃げ型に限定される。キャンセルに弱いのも気になる

剛剣
f:id:AetherKong:20200103041412p:plain

A

迅雷用
ダメージ+5の固定ダメージが地味においしいものの
より強いAスキルも多く微妙な立場

獅子奮迅
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A

全ステータスが上がる事で数値の暴力を押し付ける事が出来るがその補正がいまいち。ほぼ大制圧専用

青の死闘・騎馬
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A

全ステアップするが今となっては数値も査定も頼りない
ただしHPが伸びるため盤上遊戯では最強のA

速さ守備の近影
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B

錬成だけでは不可能な再移動を得られる
以前は必須だったが、付与型再移動が可能になる奮進の登場で大幅に価値を落とした

再移動距離を伸ばせるので全く無価値と言う訳ではないが、最大マス移動や再移動制限の前では奮進と変わらないため敢えてこちらを取る利点は薄い
数少ないメリットとしては暗闘と両立が可能な事や、入手手段が比較的用意されている所辺り

風/水薙ぎ
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B

物理/魔法兵種へは攻め立ての上位互換。反撃不可を押し付けて一方的に攻撃が出来る

長らく再移動と両立不可能だったのが弱点だったが奮進登場で遂に両立が可能に
強化無効の凪よりは優先度が落ちてしまうが、反撃不可は純粋に強力

速さ守備/攻撃速さの凪
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B

かつてはお馴染みだった騎馬のB
以前は近影を捨てるデメリットが上回り採用し辛かったが、奮進登場で一転して採用候補筆頭に。古いスキルとは言えバフメタになるだけで十分な価値がある

基本的に必要箇所を落とせる速守が優勢。攻速も安定感が高まるがアスク算系には守備を下げる方が有効
速守には4が登場したが、3と比べて大きく効果が変わる物ではなく影響は少ない。とは言え、最大8もの差を付けられるのは魅力的

救援の行路

B

救援で一気に詰める事が出来る
こちらも奮進のお陰で大制圧以外での採用も視野に入る。メイン迅雷役が竜獣を苦手とするなら有用

4の方が近接と組んでも飛びやすいため自由度は高いが3でも全く問題はない

キャンセル

B

奥義加速を妨害しつつ、初撃ダメージカットで回避と合わせたWダメカを狙える。奮進登場で新たに候補へ浮上してきた

以前は速さの紫煙を用いてでのみWダメカが可能だったが、1戦闘目から発動するこちらの方が断然扱いやすい。しかもキャンセルと攻撃-4のおまけがこれまた強力
速さを下げない点がやや気がかり。体力制限にも要注意

攻撃速さの奮進

C

隣接している味方が3人を超えていなければ攻速+6バフに加えてなんと再移動(1)が付与される
これによりこれまで縛られていたBスキルが空く革命が起こった。代わりにCが縛られるものの、4スキル強化の波に乗りやすいメリットが圧倒的に上回る
ほぼ無条件で攻速+3の紋章バフが得られるのも魅力的

ただし、緩めとは言え発動条件自体は気を付けないと満たせない事もある。特に慣れるまでは配置に細心の注意を払いたい

無への暗闘

C

強い竜獣が無色に偏っているため役割に特化するならピンポイントどころか非常によく刺さり、暗闘のデメリット軽減に繋がる。当然他色を相手する時もエリミーヌなどを無効に出来る

近影を採用する数少ないメリットだが、同時の多くの強力なBを捨てる事となる

速さ/攻撃の紫煙

C

既存のデバフ効果に加えて戦闘後に回避or追撃不可付与効果が付く速さならWカットで最大56%近く攻撃なら追撃不可×追撃不可無効の疑似見切り追撃状態になれる

しかしいずれも殴らないと発動しない即効性のなさがネックで更にBも固定化させられる。奮進の入手難度が厳しい人向け

攻撃守備の孤軍/機先
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S

守備を上げて打ち合い面を強くする
劇的な火力を持つ者が少ない竜に対し獣は高火力を持ちが多く、また物理戦闘による打ち合い自体が普通に多いため現状最有力候補

攻撃速さ/速さ守備の孤軍
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S

速さを強化してくれる聖印
極限まで速さを追い求めるなら使いたいが、打ち合い性能か火力のいずれかを捨てさせられる

剛剣
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S

自力で迅雷のカウントを回したい時に。基本他から奥義カウントを回してもらう方が強い

第71迷宮の覇者

S

新たに登場した聖印界のホープにしてダークホース
HPを伸ばしつつ攻速を上げるという絶妙な補正エリウッドともしっかり噛み合っている
HPが上がる事と回避は非常に相性が良く、ただでさえ高いHPを更に伸ばせる事でその耐久力にますます磨きがかかる

 

型紹介

基本型

多くの騎馬の攻撃が通しにくい竜相手でも難なく撃破し、離脱したり詰められるのが強みのエリウッドの基本型
先述にも書いた通り以前に比べBに自由度が生まれたお陰で一気に色んな型が開発できるようになった。ただ大まかにはエースとして突破したいなら迅雷、補完として扱いたいなら攻撃奥義採用と言う所には変わりない。
そこから主に凪、薙ぎ、キャンセル、救援などをパーティによって調整していくこととなる。

 

攻撃奥義採用の打ち逃げ型の場合は特に気にする事はないが、迅雷エースを任せるなら奥義カウントの補助は必須クロルフ、アスク、闇ニニアン、ベロア、ンンなどが持つ奥義系の効果を存分に活かしたい。
クロルフと組む場合は竜獣に加えて重装飛行と4種の特効を狙えるため戦力的にも非常に優れた補完になる。運命を変えるを用いた救出も扱いやすいので是非セットで運用したい。

また、奮進の条件である隣接する味方の数にはくれぐれも気を付ける事
気を抜くと3人隣接して奮進が発動しない事故は味方側が狭くなりがちな飛空城だと起こり得る可能性は決して低くない。要警戒。

https://twitter.com/Radiant_Doctor/status/1437637012933124101?s=20

https://twitter.com/Radiant_Doctor/status/1437637012933124101?s=20

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遠反搭載Wカット型(2023/06/25追加)

基本は攻めを中心としながらも要所で遠反による反撃能力を用いる型。キャンセル4を搭載して回避と合わせたWカットによる安定化を目指す。
環境に赤が多いので受ける事その物に関してはほぼ問題なく行える。素で硬いので狙撃されたところでクロルフからの被ダメージが少ないのもグッド。

 

ただ、安定して遠反をするなら1マス開けた孤軍状態を必ず作り出さないといけないのがネック。攻めて帰ってきて、更に引き寄せ等で戻した後の位置取りが特に難易度が高いので気を付けたい。一方、奮進の発動条件は自然と満たせる。
また追撃不可や絶対追撃無効が無いので相手次第では何らかの工夫が欲しい。アスクの双界効果なら毎ターン一回は追撃不可が付くが、切れた後には要注意。

 

盤上型

盤上でも蔓延る竜系を葬り去る。HPが錬成によって高いのはこちらでも大きい

死闘が理想とは言え通常のHPでも問題なく機能する。
武器だけで大きくバフが入るようになったのもありステータスは死闘がない状態でも既に十分。
最も盤上は開催頻度の多さが不評で激減してしまっているが。

 

考察

相性補完

クロム(運命を変える双翼)

通称クロルフ。よく防衛用の駒として使われがちなキャラだが攻城でも非常に優秀
そしてその強みの秘訣は防衛時と同じく「運命を変える!」と「移動補助使用で奥義加速」にある。

特に迅雷で運用する際にその強みが最大限に輝く

・前から押し出せば奥義カウントを進めながら移動力も確保
・後ろから戻せば奥義カウントを進めつつ退路を確保

この二つの動きが非常に強力。言ってしまえば攻めの運変守りの運変と言うところで、二つの使い分けこそが勝利を握る鍵になる。

 

あくまでこれは動きの一例だが、まず安全柵が使える1ターン目では守りの運変が強力。適当にf:id:AetherKong:20190822230649p:plainで1体倒して再移動した所を戻しつつ奥義も加速させていく。
守りで使う場合、敵の攻撃範囲から逃げ切れなくてもが再行動するためその手数を有効に使えば逃げ切りやすい。これも十分すぎる大きな強み。

そして2ターン目は一気に攻めの運変で前に押し出しながら1カウント進めf:id:AetherKong:20190822230649p:plainは迅雷で2体持っていく。そしてここでf:id:AetherKong:20190822230649p:plainの体力が削れているなら救援でも飛んでいき狙撃して撃破。流れが良ければ更にf:id:AetherKong:20190822230649p:plainを踊ることで2距離の敵を封じ込めて完全制圧
全てがここまで上手く行くわけではないが、それでもかなり現実的にこの流れで制圧させられるのは間違いなく迅雷×の強みだろう

 

またはドマミラや開花イドゥンの相手が苦しく、f:id:AetherKong:20190822230649p:plainは特効に加え色もあって易々と突破出来るため苦手な遠間を潰しての制圧が非常にやりやすい
一方f:id:AetherKong:20190822230649p:plainも近間にソガ等が居ると手出しし辛い為、そこにが狙撃を合わせられると効果的。互いの天敵を潰し合えるという意味でも良好な補完となる
そして攻撃範囲的に実に4種の特効を突くことが出来る。竜、重装、飛行の3種は特に特効を発揮する場面が多く特効のスペシャリスト的な組み合わせと言える

 

ただ、遠間イドゥン×近間ソガのようなピンポイントで両護り手による補完をされ合うと流石に厳しい。護れていない抜け穴があるとかでもない限りはどうしようもないのでその場合は別の組み合わせを出していきたい。

また、互いの歩幅は一致してないのでにはしっかり救援を付けておきたい。逆に言えば救援さえ付けていればいくらでも応用が効くというぐらいには便利なので組む際は忘れずに設定しておこう。

 

ニニアン(心を奪われし氷竜)/ンン(大人しい子供)

いわゆる「奥義加速」付与要員。ニニアンは踊る事で付与、ンンはターン開始時に2マス範囲で付与する。

手数を使わず付与するため一見してンンの方が強力に見えるが、ニニアンの場合は奥義加速付与として使わずとも純粋に踊りとして利用が出来る点や、届く範囲であれば配置に縛られないという強みもある。更に、敢えて奥義加速させないことによって迅雷発動のタイミングを調整できると言う技も使用可能。

 

ただしンンもついでで守魔バフをかけられるのは立派な利点。また、戦闘力が高く救援で詰める際は攻撃手段として扱えるどちらも一長一短
個人的には特に役割を持てない瞬間がないニニアンの方が好きだが、それを差し引いてもノータイムで奥義加速付与が出来るンンの魅力も十分。お好みでどうぞ。

 

アスク(開神)

こちらも奥義加速が特徴のキャラ。彼が周囲2マスに居れば実質キラーと同等の状態になるため4カウントで迅雷を発動させられる
加えて双界効果でステータスも補強し、更に各フェイズ1回だけ発動する追撃不可も付与してくれる。総じてf:id:AetherKong:20190822230649p:plainの弱点を補い強みを伸ばしてくれる存在

そしてアスク最大の強みは神階英雄である事。これによって上記の奥義加速サポーターとの両立を容易に行えるため、光シーズンでは正にf:id:AetherKong:20190822230649p:plainにとって最強のサポーターと言える存在。アスエンではない理由はこの為。
おまけに救援迅雷発動も狙え、奥義の鼓動を持ちつつで予めカウントを減らしておけば一回殴るだけで迅雷が発動する。最後の詰めに至るまで優秀な性能を持っているという訳である。

 

だが神階英雄である事は同時に欠点でもある。これは天シーズンで神階枠として使えないと言うのも弱点ではあるのだが、光シーズンでも凸数次第ではボーナス以外でアスクを利用できずレートに影響が出てしまう
既にアスクを凸っててレートも取れるなら文句なしで最強のサポートだが、そうでない場合は枠を圧迫するので使いづらいという歪なポジション

 

アルム(千年王朝の聖王)

ピンポイントで苦手とする遠間竜をf:id:AetherKong:20190822230649p:plainが狩り、そして残りをアルムが全て処理する。どちらかと言うとf:id:AetherKong:20190822230649p:plain側が補完側の立場
の抜きん出ている処理性能を最大限に活かすべく、竜を撃破した後は機動力を活かしてを引き戻しなどで全力でサポートする。勿論と並んで手数の一つとして処理に加勢する事も可。
2距離×近接と言う関係から、遠間が奥に居てが何も手出しできない際は遠間に妨害されないf:id:AetherKong:20190822230649p:plainが直接撃破役にも回れるため、幾らか融通が効く。
この並びであれば単体での仕事になりやすいため、f:id:AetherKong:20190822230649p:plain攻撃奥義で火力を引き出していきたい

 

また、に限らず処理を得意とするキャラを使用する際に竜の特異とも言える硬さやスキル「竜眼」が面倒な場合はf:id:AetherKong:20190822230649p:plainと組ませる事で安定した戦いをさせられる事も。
f:id:AetherKong:20190822230649p:plain高凸なら、魔法罠を踏み抜いて安全な立ち回りをするための場を整えやすくなるのでなお良い安定した竜処理ができ、かつ高HPで高機動力を満たせるのは正にf:id:AetherKong:20190822230649p:plainならではの特徴。

 

エーデルガルト(女王たちの夏)

通称オガ。こちらもf:id:AetherKong:20190822230649p:plain側が補完に入る立場で、対策として採用されやすい開花イドゥンやその他竜系の近間を倒せるキャラとして起用出来る
一方f:id:AetherKong:20190822230649p:plainが苦手気味な緑近間には剣であるため抗える性能を持つ。ただし対ソガはそれでもやや不安定

 

とは言え同時起用してしまうと近接×近接の組み合わせになり嚙み合わせが若干悪く、またコンボを狙うなら必然的にf:id:AetherKong:20190822230649p:plainは救援ほぼ一択になるので使い勝手は悪くはないが良くもない
むしろそれぞれ別の部隊に分け、エース枠として選出から補完し合う方が無理なく扱いやすい。一例としては竜が居ればf:id:AetherKong:20190822230649p:plainを、それ以外にはをという感じで選出出来ると良い。

 

まとめ

時代も環境も変わりライバルもまた変わったり増えたりもしたが、騎馬で竜特効を持つという個性は未だに残り続けておりかつ十分な持ち味として機能する。青の竜特効持ちは2距離が多いため竜特効同士で比べて近間を狙い撃ち出来るというのも噛み合っている
攻城の護り手は大分数を減らした一方、護られ不可的な物がない防衛ではむしろTAに乗じて数を増やすばかり。そこに刺せるのは非常に偉い。

 

また、自由度が高まったBスキルを用いて色んな悪さが出来るようになったのも錬成当時から大きく進化したポイント。
数値を盛って殴ると言う力一辺倒な戦い方から強化無効で弱体化、反撃不可で一方的な攻撃を狙うような搦め手を扱いやすくなった事で戦術の幅が広がっている。再移動内蔵を持たず、かつ追撃操作は内蔵と言う絶妙に噛み合った条件が今まさに輝いてると言えよう。
相性の良い味方も増え戦いやすさはかなり上がっており、それでいてまだまだ進化の余地も残している。戦い方が増えるような今後の新スキルにも期待していきたいそして最終的に強化増幅と再移動を撒く専用Cスキルが欲しい

 

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